①容器内にPCB含有絶縁オイル100Lと有機触媒1,000Lを混合収納する。
②撹拌装置を微速で回転駆動させ、装置内部を減圧する為に真空ポンプを作動させ、
-0.9MPaの真空域に達した時点で真空ポンプを停止し、高圧、高温蒸気の投入を開始する。
③撹拌装置の回転を徐々に上げ、1.8MPa,200℃の設定条件の何れかの域に達する迄(約40分間)蒸気の投入を続ける。
④設定域に達したならば其の儘の状態を20分間維持し、その後蒸気投入を停止し、其の儘15分間撹拌を続ける。
⑤以上の過程に於いて、装置(容器)内部に於いてPCBに対する分解反応が起こり分解が促進され、遂に完了する。
⑥撹拌装置の回転を下げ、蒸気の排出を行い常圧に成った時点で内容物の排出を行う。
⑦排出品の分析を行い基準値以下である事を確認の上バイオマス燃料として有効利用する事が出来ます。
今回上記方法により、低濃度PCB含有トランス絶縁油の分解実証テストを実施いたしました。
その分析結果として滋賀県の分析センター、株式会社日吉様より次の様な分析結果報告を受けました。
試料:ナショナルトランス1962年製 PCB 含有 1.5mg/kg 国家制定PCB環境排出基準 処理残渣中のPCB 残存量・・ 0.0005mg/L 未満・・・・≦ 0.0005mg/L 処理蒸気、凝縮水中の残存量・0.0005mg/L 未満・・・・・< 0.003㎎/L 排出空気(ガス)中のPCB濃度・0.0181㎎/ 未満・・・・・ < 0.15㎎/ 以上の様に何れも検出限界以下を示し無害化されている事が実証されました。(分析機関より発行された分析表の写しを、添付致します。)
※下記分析表は、クリックすると拡大します。
今回の実証テストに用いた試料は、濃度の低い試料でありましたが、もっと含有濃度の高い物であっても充分に対応が可能と考えられます。
(但し、5,000mmg/L以下の低濃度PCB廃棄物)試料のご提供を頂きましたならば実証テストを実費有償にて実施させて戴きます。
PCBは、化学的通念として、1200℃以上で無いと分解しないと言われている。
しかし、200℃前後で分解出来ているのも事実である。これは、周囲は200℃前後だが、局所は、1200℃以上の高温が発生していると考えられる。
これらは、量子水理論(ニュートリノを組み込んだ量子水絡み周囲常温局所高エネルギー原子・分子連続転換説)に因るものと考えられる。
すなわち、ニュートリノのような、超高エネルギー粒子が200度前後、1.8MPa前後と云う雰囲気中で衝突すると周囲は常温でも原子番号が+-1となるような原子転換が起きることは、すでに今話題のニュートリノ探査実験でも確認、証明がされている。
その際の高エネルギーが分子転換に消費されているというメカニズムになる。
それは、PCB を構成するベンゼン環を分解してしまうほど高エネルギーになることも確かめられている。
本技術は、混入した触媒と高圧・高温水蒸気が相乗効果を生み出し、ニュートリノをより効率的に捕獲する触媒の役割を果たしていると考えられる。
このようにクニスターAZは、稼動段階にあるその他のPCB分解装置に比べ圧力、温度ともに低域であり、叉、一切の化学薬品を用いないため設備的に複雑なものを必要とせず、穏やかで、尚且つ単純な操作で運転する事ができるので、安全、且つ低コストに目的を達成する事ができます。
この様にして比較的簡易な方法で安全、低コストで有害廃棄物を処理出来る事は誠に好ましい事である。
物事には、科学的に叉は、化学的に簡単に証明できる方法も有り、叉反面其の逆の場合も有ります。
何れにしましても何らかの方法で証明なり解明をする方法が有ると思いますが現在のところ上記のPCB分解に付きましては、量子水理論(ニュートリノを組み込んだ 量子水絡み周囲常温局所高エネルギー原子・分子連続転換説) に因るものと考えられる。と言うような表現しか出来ないので有ります。
全て理論付けて説明できるに越した事は有りませんが、推定理論でしか説明の出来ない事柄の
有るのも現実で有ります。しかし、結果において其の目的が達せられていて、その後に於いても何等問題の発生が無ければ其れは其れで良いのではないでしょうか。
現在、PCBの分解処理はロータリーキルンその他の焼却処理が行われていますが、当然の事としてダイオキシンの発生に対する対策が絶対不可欠で有ります。
何れに致しましてもその設備が相当大がかりな物となる事は否めません。
それに伴い PCB 廃棄物の処理費用も高額な物と成っています。
先にも述べましたが、それに比べて、弊社の提案 致します高温高圧での加水分解処理方式での処理は比較に為らない程設備が簡素であり操作も単純で有ります。
それらの事により結果的には低価格でのPCB廃棄物の無害化処理が可能と成るのであります。
勿論の事ですが ダイオキシン等の二次的な有害物質も一切発生致しません。
本装置が社会環境中より有害物質(PCB)を一日も早く消滅させる事の一助と成れますよう切に願っています。
ご希望により試料のご提供を頂ければ有料(実費)で実証テストを受け賜ります。
これらの事柄に付きましてご質問等御座いましたら下記までお寄せ下さい。
追記
量子水理論に関する記述は、
九州大学(大学院、工学研究院、化学工学)指導教官 高尾征治博士著
CMF国際大学創立者、初代学長、哲学・経済学博士 小牧久時博士発
両先生らによる、出版書籍・量子水学説を参考文献とさせて頂きました。有難うございました。