バイオマス専焼バーナー

バイオマス燃料と燃焼システムの利点

加水分解装置クニスターAZ で処理された粉体状のバイオマス燃料をペレット化せずに、其の儘で簡易式バーナーで燃焼させて、ハウスの暖房に利用する事が出来ます。
クニスターAZ により改質されたバイオマス燃料を専用燃焼装置により蒸気ボイラー(O.D.Bボイラー)を運転し、蒸気の有効利用が可能です。

■ゼロエミッションの目標装置物やエネルギーの相互依存ネットワークを整備することによって生産工程で発生するCO₂発生量の削減を目指す。

バイオバーナー

近年、石油高騰や地球温暖化に伴い、CO₂排出も大きくとりざたされてきました。
そうした中で、最近になりカーボン・ニュートラルと称される木質系燃料が再認識されるようになり、西日本の一部では家庭用ストーブ等での普及がぼちぼちといった状況です。(ホワイトペレット)

東日本においては、大掛かりな木質ペレット(ホワイトペレット)を使用したバーナーを含め、ボイラー施設や温風施設が普及し始めていますが、クリンカー(燃焼時溶融固形物)の発生等の問題もあり、ホワイト系、一部パーク混入ペレットに限定され、燃料費が思ったほど安価とならない事が普及をとどめている現況です。

ジュールバーナー【Joule-R】
(100,000~500,000kcal/Hr 種別有)

本バーナーは、ホワイト系ペレットは当然、チップでも”OK”(搬送可能サイズである事)です。
また、ブラウン系(杉パーク100%)も完全燃焼します。…有限安価原料一番の特徴は、畜産の糞尿『牛』『豚』『鳥』等は現在堆肥化としていますが、日々、出てくる余剰分の処理に対応できていない状況です。
これら原料を篩で振って雑物を取り除き、水分を15~20%程度のペレット化、チップ化、粉体他にする事で、木質ペレットの燃料となんら変わらない”バイオ燃料”が誕生します。
(この水分量で燃焼させると臭いは出ません。着火時に少量の白煙は出ます。)

「この様な畜産糞尿ペレット、木質系ペレット、チップバーク等、広範囲な原料に対応できるバイオバーナー【Joule-R】」です。

バイオマス燃料生産システム明示写真

一般家庭ゴミ・間伐竹、木材其の他畜糞等の有機廃棄物全てがバイオマス原料として利用出来ます。

一般家庭ゴミ其の他の有機廃棄物を破砕機により破砕し、加水分解装置に投入する。

約60分で加水分解処理により子分子化されたバイオマスは、良質な完熟肥料又は、カロリーの高いバイオマス燃料として利用出来ます。
茶ガラ・粉殻・おが屑等のバラ状態や、木質ペレット等のバイオマス、其の他R.D.FもJouleバーナーで対応出来ます。

家庭ゴミバイオマス燃料

Jouleバーナー

燃料状態、約1000℃

灰分 0.5%以下

バーナー取り付け全体写真

燃料として利用できるバイオマスの形態

  • 加水分解処理をした一般家庭ゴミ(金属・ガラス類・コンクリート、土石類を除く)バラ状態OK
  • 良く解された鶏糞・其の他畜糞(水分率20%以下の物)ペレット状、バラ状態OK
  • ペレット状または、バラ状態の製材オガ屑
  • ペレット化した木質系廃棄物(鉋屑・チップ材等)

主な使用業界

  • 温室ハウス
  • 健康ランド・温泉・サウナ
  • 製紙工場
  • ホテル(24時間お湯循環)
  • 製茶乾燥
  • 公共建築物
  • 海苔乾燥
  • 廃棄物処理用のあらゆる環境機器
  • 食品製造
  • 鍛造・焼却用各種釜
  • 製材乾燥
  • コジェネ発電用燃焼部
  • 養殖ハウス
  • 温水プール
  • その他

廃棄物関連の国際条約および廃棄物・環境関連国内法の整備状況

高効率さらにアップ

ODBボイラ多管式貫流ボイラ

ODBボイラだけの最大特長!

加水分解装置クニスターAZ で処理したバイオマス燃料を利用出来ます。

前扉を開いて、煤を水洗いできるので効率の低下は、ほとんどありません。
この方式は世界広しと言えども他に類が有りません。
近時燃料高により重油の品質低下品を使用、時には廃油を焚いている企業もある現状です。
他社ボイラでは、焚けない油もODBボイラなら安心して焚くことが出来ます。
又、油以外のバイオマス由来の燃料を焚く事も出来ます。
但し、専用バーナが必要です。

  • 【関連製品】バイオマス専焼バーナー

    クニスターAZにより改質されたバイオマス燃料をそのまま(バラのまま)燃焼可能。蒸気の有効利用が可能です。

特長

【O】 =OPEN: 開く
【D】 =DOOR:扉
【B】 =BOILERS:ボイラ
ODBボイラは、「扉の開くボイラ」です。

用途

すべての加熱用熱源に使用できます。

バイオマス専焼バーナー取り付けOK!

機種

  • 蒸気ボイラ
  • 温水ボイラ

ODBボイラ標準仕様(60Hzの場合)

  1. 型式・・・SAは灯油・・A重油焚き、SHは廃油・SGはガス焚きです。
  2. ラインヒーターは各地方の気温と、重油の質により差がありますので別途注文となります。
  3. 電源は3相200V、60Hzを標準とします。50Hzの地区は契約時お知らせ下さい。
  4. 本仕様は法規改正及び改良のため、予告なく変更することがあります。御了承お願い申し上げます。

※煙突の高さは地域の公害防止規定により異なります。

小型・安全・高効率の小型横置式貫流ボイラ

燃料節約!耐久性抜群!

ODBボイラは、省エネ・環境保全・リサイクルをモットーに開発・改良を重ねています。

一般家庭ゴミを加水分解処理し、バイオマス燃料としての利用が可能です。

ODBボイラは、開発者の優れたアイデア、技術、経験の三要素を結集して発明した小型貫流ボイラです。
そして、水管ボイラ、炉筒煙管ボイラの特長だけを最大限に活用し、今までのボイラ構造を一変した世界で唯一(S.45)の開閉扉付、点検、掃除が最も簡単なボイラです。
※使用者自身で点検・整備が可能です。
短い起蒸時間
着火してから使用圧力に達するまで、わずか5分程です。
経済的な維持費
燃焼室を囲んだ水管群は、高い温度の放射熱を吸収し、燃焼ガスはちどり状に配列された水管群の間を渦流しながら速いガス速度で流れ、接触伝熱を行いながら排気する構造ですから、このクラス最大の高効率が得られます。
安全な自動運転
操作盤は自動安全装置が二重、三重にあります。
点検・掃除ODBボイラだけの最大特長
前扉を開くと燃焼室・水管群が一目で分かり、煤の掃除は水道ホースにて洗い流すと新品同様に表面がきれいになります。
スケールの点検は上下管寄せのプラグを取除くと、内部のスケールの状態がわかり適当な時期に化学洗浄を行えば寿命は長く持ちます。
修理
水管体交換の場合は、上下の連絡管を取除けば水管体を前に引出し簡単に行うことができます。
修理(溶接)の場合には、燃焼室内より簡単に行うことができます。
腐食及加熱防止
水管は口径は大きく・長さは短く、無理な曲りもないからスラッジや、気泡の停滞による水管の腐食や局部過熱もなく、罐水の全ブローを毎日行えば最も安全です。
据付は簡単
ボイラの左側、後側には付属機器を取付けていないので、横型乍ら場所を取りません。
負荷変動に強い
保有水量が多いので、負荷の変動に強く圧力変化が少ない。

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